社長BLOG

みなさんこんにちは。
札幌のBMW専門店 インポートカーBODENの橋本です。

弊社は「BMWの良さを200万円前後というお手頃な価格で味わっていただく」というコンセプトショップです。

新車価格の半分以下での販売をするということは、当然中古商品ということになるのですが、中古であっても安心して乗っていただく為に、本当に自信を持ってオススメできる商品だけを選ぶようにしています。

年式や、走行距離、車両の状態、今までのオーナーの使用遍歴、そういったものを総合して判断しています。

お客様が中古車を選ぶ場合、一般的に最も重視するのは年式と走行距離でしょう。

私達ももちろん確認していますが、走行距離に関しては実はそんなに重視していません。

走行距離よりも輸入車にとって大事なこと。・・・・・大事にされてきたかどうか？を最重要視しています。

記録簿といった紙面に残っているものはもちろん、シートの状況や塗装の状態、ホイールの汚れ具合やもちろん機関の状態を総合して、「大事にされてきた車なのか？」を判断します。

ですので、例えば30,000キロ以内の中古車しか買わない。というお客様にも、堂々と85,000キロの車を勧めることもあります。

なぜ走行距離を重視しないのか？

それは、日本のメーカーと外国のメーカー（主にヨーロッパ）の物作りに対する考え方の違いがあると思っているからです。

例えばこの写真。

私が仕事中に常に身に付けているものです。
高価なものではありませんが、気に入っていてずいぶん長いこと使っています。

ルイ・ヴィトンの財布・・・15年位使っています。

ロレックスExplorer2 ・・・キムタクのドラマで流行っていたExplorer1に便乗するのが嫌で、2にした記憶があるので17年位前ですね。

モンブランのペン・・・・・これは7－8年でしょうか。

Zippoのライター・・・・・これはアメリカのメーカーですが、もう20年使っています。

私は別に高価なブランドものが好きなわけではないし、趣味としてブランド品を見るのであれば、例えば時計なんかは「高級腕時計」の範疇で見た場合、エクスプローラなんて安物なのですが・・。

単なるブランド品としてではなく、実用品としての価値も見た場合、非常に優秀なのです。

もちろん、保管状態や使用状態において大きく状態は変わると思いますが、私は財布はお尻のポッケに絶対入れないとか、時計は3年に一度くらいはオーバーホールしてもらうとか、ボールペンのメッキ部分はせっせと拭くとか、物は大事にしているつもりです。

そうやって大事に使っていると、驚く程綺麗な状態が十数年を経ても保たれます。

こういった商品を仮に中古で買う場合、大事なのは何年製ということよりも、時計で言えばムーブメントの稼働状態だったり、メッキパーツのくすみがないかどうかだったりすると思うんです。

ヨーロッパの一流と言われるメーカーに共通して言えるのは、「きっちりと手を入れてあげれば一生使える」ということですよね。

財布しかり、時計しかり、カメラなんかも。

前の会社の社長に「一流のサービスを提供したいなら、一流のサービスを知りなさい」と言われて、青山の靴屋でフルオーダーの革靴を作らされたことがありまして、「一足20万円？考えられない」と涙目で支払をした記憶があります。

でも、その靴は今も大事に使っていて、消耗したら靴底を換えたりして、多分一生使えるんだと思います。

そう考えると、安い買い物なのかもしれません。

話がそれましたが、BMWの中古車を選ぶ場合、表面上の走行距離よりも、「おしりのポッケに入れて来られた車」なのか、「大事に扱われてきた車」なのかの方が重要だということです。

大事にされてきた車であれば、10万・15万キロでどうこうなる車ではないし、国産車のように10万キロで「なんとなく古く感じる」ということもないし、新型車が出るとすぐ古臭く見えて陳腐化してしまうようなデザインでもありません。

世の中エコカーがもてはやされていますが、一流の商品をしっかりと手を入れて大事に長く使うということが本当のエコロジーではないでしょうか？

BODENでは本当に長く使える、大事にされてきた程度のいいBMWをご提案します。

もしかしたら、85,000キロ走っているかもしれませんが・・（笑）

みなさまのご来店、お問い合わせお待ちしております！