社長BLOG

みなさん、こんにちは。札幌のBMW専門店　インポートカーBODEN（ボーデン）の橋本です。

 

 

前回のブログ更新からもうかれこれ８ヶ月も経ってしまいました（汗）

少なからず更新を楽しみにしていただいているお客様もいらっしゃると聞いておりますので、、大変申し訳ありませんでした。

 

 

実はね、、この数か月、大変だったんですよ～。

 

 

１１月から２月の４か月間で、、社員総勢１４名中、７名が退職するという事態に追い込まれましてね。。

 

 

いや～、参りました。

 

 

こんなこと書くと、、

 

 

「BODEN（ボーデン）ってどんだけブラックなんだよ？」

 

 

とか思われちゃいそうなんですが、、

 

 

いや、ホント残業はほとんどありませんし、、給料も業界の平均よりもかなり多めに払っている会社なんですけどね。

お客様には迷惑がかかってしまいますが、、社員の労働時間を週４０時間に収めるために定休日も毎週月・火の２日間とさせていただいてますし。年間休日も１２０日あります。

 

 

まあ、一つ大きな原因があるとすれば、

 

 

「価値観の違い」

 

 

でしょうか。

 

 

今回退職になった人たちのほとんどは２０代の若い子たちで、ここ１，２年で入ってきた新しい人たちです。

 

 

２年前といえば、既にBODEN（ボーデン）は１０周年を迎えていて、立派なショールームに綺麗なBMWを並べ立てていて、、新しく入ろうとする若い人たちには、

 

 

「完成された、凄く大きな会社」

 

 

に見えていたことだと思います。

 

 

ところが、、創業者である私や、飯島店長、副店長の後藤や、工場長の田中などの意識からすれば、、

 

 

「BODENはこれからより大きな成長を目指す、発展途上の会社」

 

 

だと思っていることです。

 

 

成長を目指す、ということは厳しいこともあります。

 

 

今までと同じことを繰り返すだけなら、成長なんてできません。

 

 

何か新しいことに挑戦する、、、。挑戦したら成功することもあるし、失敗することも挫折することもある。

 

 

でも、その挑戦と失敗の繰り返しの結果、今のBODENがあるわけですし、そういう会社だからこそ、お客様もついてきてくれていると思うのです。

 

 

宮藤官九郎さん脚本の、今、金曜ドラマ枠でやっている「不適切にもほどがある！」

 

 

このドラマは阿部サダヲさん扮する「時をかけるダメおやじ」が、タイムスリップして「昭和」と「令和」を行き来しつつ、我々日本人が「昭和」に置き忘れてきた「大事なもの」を問題提起する作品です。

 

「地上波のテレビで普通に女性のおっぱいが映っている」

「そこら中で、みんなタバコを吸っている」

「セクハラパワハラ体罰当たり前」

 

の「不適切」ではあるけれど、みんなパワフルで、生き生きとしていて、活気のあったあの生き様を、みんな置いてきちゃったんじゃないの？

 

 

というのがテーマです。

 

 

全てを「世代」の違いにしたくはないのですが（今の若い人にもチャレンジ精神に溢れた優秀な人材はたくさんいると思っています）、全体の流れでは、

 

 

「現状維持を求める」

「仕事とプライベートを明確に切り分けたい（ワークライフバランス？）」

「上司に叱られたくないし、優しくしてほしいし、干渉して欲しくない」

 

 

という傾向が若い人たちの考えの主流なのかなーって思います。

 

 

先程、「BODENは成長を求める会社」であると述べましたが、その社長の考えと、

 

 

「大きな安定した会社に入った。あとはゆるく仕事しながら、のんびり生きたい。」

 

 

という「価値観」のミスマッチが、今回の大量離職の原因だと思っています。

 

 

・・・そんな感じで社員が半分も辞めたもので、ちょっときつかったんですよね。精神的にも。

 

 

「会社を辞める」って、要は「お前とはもう一緒にやれない」ってことだから、人格否定されたようで、だいぶ凹みました。

 

 

「ん？・・・もしかして俺の考えって間違っているのかな？」

 

 

・・なんてことも考え、悩みましたが、、

 

 

「BMWの販売を通じてお客様にワクワクするような人生を提供する。そのために、しっかりとしたBMWを仕入れて、入念な点検整備を行い、万全な保証を付けて販売する。そして納車後数年にわたってしっかりとアフターフォローし続ける。」

 

 

という弊社のコンセプトが、間違っているわけがないだろう。

 

 

現に、連日たくさんのお客様が見えられていて、、社員の半分を失いながらも、売上は過去１２年間の最高記録を更新しようとしている。

 

 

売上が上がるということは、お客様は我々の理念に共感してくれているからだろう。

 

 

・・・そう信じて、これからもBODEN(ボーデン）は「挑戦」を続けてまいります。

 

 

幸いなことに、新たに加わったメカニックの逸見さん（昭和５８年生まれ）、亀山さん（平成２年生まれだけどギリ昭和感覚あるでしょう）が挑戦を求め続けるやや古臭い社風の弊社に適応して新しい力としてすでに頑張ってくれています。

 

 

４月には新しい営業マンと事務員さんも入ってきます。

5月には総勢１４名体制に復活し、みんな、同じ価値観を持ったメンバーでよりいいサービスを提供できると思っています。

 

ミスターBODENこと米山も健在です。彼がいればBODENは潰れません（笑）

先日勤続１０年の表彰を受けました。

 

 

 

 

 

雪かきや、洗車、受付といった簡易業務に関しては、タイミーという隙間バイトサイトから、驚くほど優秀な人たちが手伝いに来てくれています。

 

 

いわゆるZ世代の若い人たちはいなくなっちゃったケド、まあ、弊社のメインのお客様は４０～５０代の割と昭和世代の人が多いので、かえってそこそこの年齢層の方がお客様も話しやすいかもしれません。

 

 

あ、受付のタイミーさんは若いカワイめの子を配置してますので、若い子好きな方もご安心ください（笑）

・・・・・ん？これも下手したら「不適切にもほどがある！」のかな・・？

 

 

先日、新生BODEN（ボーデン）メンバーで、久しぶりに全員参加の飲み会をしました。

 

価値観の合った仲間たちと、

 

「今度こういうことやりたい！」

「こんなことやったらお客様喜んでくれるんじゃない？」

「数年後は数店舗を持っている状態にしたいね！」

 

と、ワイワイやりながら飲むお酒は久しぶりにとても美味しかったです。

 

 

色々とありましたが、「新生BODEN」としてより高品質のBMWをお届けし、よりいいサービスをお客様に提供してまいります。

 

バタバタしていた業務もやっと落ち着いてきましたので、、ちゃんとブログも更新しますね（笑）

 

 

今後ともちょっと「昭和な」BODENをよろしく御贔屓の程お願い申し上げます！

 

 

インポートカーBODENのホームページ↓

www.i-boden.co.jp