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BODEN BLOG
ボーデンスタッフのブログ
北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
BMWの情報や、店のお知らせ、BODENのスタッフを知って頂くため日々の出来事をご紹介します。
「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ
2019.10.27
みなさん、こんにちは!
札幌のBMW専門店 インポートカーBODEN(ボーデン)の橋本です。
2ヶ月ぶりの更新となります。更新を楽しみにしていただいているという方も少しはいらっしゃると聞いておりますので、、すっかりサボってしまって申し訳ありません(/ _ ; )
更新が滞っていたのは、私がサボっていたのが大きな要因ではありますが、、この2ヶ月間、、売上があんまりよろしくなくてですね、、ちょっと凹んでおりました。
消費税の増税で、、高額嗜好品である輸入車は買い控えの対象になったのか・・
はたまたコイツらのせいで、BMWへの印象が極めて悪くなったのか・・(笑)
それとも、、、ここ最近札幌市内に続々と出店し始めた、競合となる輸入車販売店にお客様を取られているのか・・・(汗)
7年前に当社がオープンした時、、札幌市内の輸入車の中古車の販売店はごくわずかでした。
その販売店も、、いかにも昔の中古車屋さん的な、、ちょっと悪そうな雰囲気で、よほど車に詳しくないと近寄り難い雰囲気を持つお店が多かったですね。
当社がBMWの中古車販売店として、そこそこやってこれたのは、、そういった中で
「安心してBMWの中古車を買えそうなお店」
として消費者のみなさまが受け入れてくれたからだと思っています。
ところが、ここ数年はその「安心して買えそうなお店」が結構増えて来ています。
【大手上場企業系】
リベラーラさん(ガリバー系列)
ユニバースさん(ネクステージ系列)
【本州の輸入車正規ディーラーを母体にしている企業】
インポートカーレピオさん(スズキ・BMWディーラー)
イデアルさん(プジョーディーラー)
【札幌市内の老舗整備工場で多角化してきた企業】
メオトラバさん(日免オートシステム)
ロペシティさん(三愛自動車)
それに加えて、既存の札幌のBMW正規ディーラー・国際興業さん、モトーレン札幌さんも単に指をくわえているわけではないでしょう。
両社とも中古車の販売部門を拡張してきています。
まさに群雄割拠!!
「信長の野望」状態です(若い人は知らねーか。。)
BODEN(ボーデン)は、、◯◯系列とかじゃねーからなー、、、。
なけなしの資本金1,000万円からシコシコと成長してきた独立系企業なので、、、まあ、信長の野望で言えば、安房(千葉県)の里見氏くらいのショボい大名ですね(笑)
信長の野望ならなー、、、里見氏とはいえ、、俺の得意技・「暗殺」で徳川家康ぶっ殺して、関東全域と、駿河・遠江・三河・甲斐をゲットして、信長・あるいは秀吉との直接対決に持っていけるんですがね。。
まさか上場企業の社長を暗殺するわけにもいかないし・・・(笑)
そもそも、色々な選択肢があった方が、消費者視点でみれば素晴らしいことですしね。
・・・とはいえ、今、この群雄割拠の札幌の輸入車市場において、けっこう家康感があって、覇権を唱えようとしているのは、ネクステージさん(輸入車販売店のブランドがユニバース)でしょう。
なんつったって安い!!
そりゃそうだよ。オートオークションで仕入れてきた「原価」で車両を売っているのだから。。
もちろん、そんな商売成り立つわけないから、、色々なカラクリはあるんですが。。
車両に元々付いているフロアマットまで車両とは別に有料で販売するみたいなので、総額はそこまで安くはないと思いますがね、、、まあ、フロアマットなどの代金を払っても、、BODEN(ボーデン)の車より20-30万円は安いでしょう。。
中古車業界って、、、大手のメリットが出しづらい業界なんですね。
例えばメーカーなら、規模が大きい方が大量生産が可能なので、部品の原価を大幅に下げられる。。
中小企業は太刀打ちができないわけですが、、、。
ネクステージさんがいくら大手とは言え、、大量にオークションから仕入れても1台・1台の仕入れ原価が安くなるわけではないんですね。大量生産の意味があまり、ない。
ですので、、BODEN(ボーデン)も店舗・工場を2年前にリニューアルしていて、立派な「城」は持っているので、消費者から見ると、見た目は、家康も里見もあまり区別が付かないわけです。
「札幌市内の輸入中古車市場」という「局地戦」であれば、大手に対抗できなくはない。。
この2ヶ月、、ちょっとそういう方向・・・つまり城を出て、、家康軍と会戦(平野での主力対決)を行う(=価格で勝負する)・・・も考えてみたんですよ。
・・・でも、やっぱり違うかな。
薄利でいっぱい車が売れたとしたって、、、しっかりとしたアフターフォローができなくなっちゃう。。
昨日、、この車を購入いただいたお客様がいらっしゃいました。
3、4年前に弊社で旧型のX1を購入いただいたお客様です。
店長の飯島が担当なのですが、、オークション出品の車だったので、現物が見せられない。
おまけに結構お年を召されていらっしゃるので、メールもスマホもないので、写真さえ見せられない。
完全なるアナログ戦士(失礼)のお客様だったので、こちらもアナログ営業で、飯島が帰り際にプリントアウトした写真をお客様のお宅のポストに入れて帰ったらしいんですね。
翌朝、「飯島さんが言うなら大丈夫でしょう。それ、買うかな。。」
とおっしゃっていただけたようです。
午後にご来店されまして、、契約をされてお帰りになったのですが、、
帰り際にご挨拶を差し上げたら、、
「社長のところで、去年しっかり対応してくれたから。。だから、今回も社長のところで買うよ。あの対応でそう決めてた。」
っておっしゃっていただけました。
昨年、4WDのトランスファー(駆動装置)が壊れましてね。走行できなくはないですが音がひどくなっちゃたんですね。
保証修理費用は原価でも30万円くらいだったかなぁ、、もちろん販売店としては痛い出費なのですが、そのことで当社への信頼が高まったことを思うと、安いものです。
今日の整備工場の作業風景。。
E83のX3。一世を風靡したこのクルマもだいぶ古くなりました。
毎日のようにX3は入庫してきます。
今回はシートヒーターの修理。平成20年式ですから11年前の車です。
シートヒーターの部品交換で、8万円の部品原価。メカニックの人件費も考えれば10万円オーバーでしょう。
こちらも保証修理です。
「保証対象部品の範囲が広すぎる!!絞った方がいいんじゃないですか?」
メカニックからはこういった意見も上がってきます。
でも、いいんです。
どこの世界に11年前の車のシートヒーターを無料交換してくれる会社があるでしょう?
これが当社の生きる道かな。。
このX6、、かっこいいですよね。
現在、納車前の作業中ですが、、若い女性の看護師さんが買ってくれました。
彼女は車に全く詳しくなく、、同僚のご主人様の紹介でいらっしゃいました。
私はその男性の方とは面識はなかったのですが、、彼は弊社のホームページや、このブログをよく読んでくれていて、
「中古車の輸入車にするならBODEN(ボーデン)以外で買わない方がいい。」
と、おっしゃってくれたそうです。
本当にありがたい話です。
このX6も、車両を点検すると微妙なオイルにじみや、直すべきところがありました。
そりゃ、そうです。
そうはいっても7年くらい経っている中古車ですから。
家康軍と会戦を行うと、、こういった微妙な修理を端折ることになるし、、11年落ちの車のシートヒーターも直せなくなるし、、X1のお客様のトランスファーも有償修理になってしまうでしょう。
昨日も別のX6のお客様が函館でエンジンがかからなくなりましてね。
ご旅行中に迷惑をかけてしまいましたが、レンタカーを至急手配し、ご旅行は続行していただきました。
函館だと保険会社の無料区間を大きくオーバーしてしまいますので、、弊社のトラックで取りにいく予定になっています。
帯広でキャンプ中にトラブルを起こした現行X3の代わりに、キャンプを続行できるようにX5のレンタカーを至急積み込んでキャンプ場に駆け付けたこともありますし、
そういった「アフターフォロー」抜きでは輸入車は販売してはいけない、、とあらためて強く感じています。
豊臣秀吉が死んだ後の大阪。
豊臣家は家康に騙されるような形で、政権を簒奪(さんだつ・・奪われる)され、天下の覇者から、摂津・河内・和泉のわずか65万石の一大名の地位に落とされます。
それでも淀君(秀吉の側室・後継者秀頼の母)が、あらたな覇者・徳川家康に対して覇権を唱えたがために滅ぼされました。
難攻不落の大阪城を拠点に、いさぎよく家康の臣下となり、一大名として生きていく決断をしていれば豊臣家は存続していたかもしれません。
秀吉の大阪城は跡形もなく壊され、、埋め戻され、、その上に徳川政権の象徴としてあらたな大阪城が建てられましたが、、
今でも、陽気な豊臣秀吉は絶大な人気があり、、「太閤様のお城を掘り返そう」という動きもあるようですね。
里見氏だとちょっとショボいけど、、、秀吉なきあとの大阪城のように、堅固な城を作り、、その城下町がとても賑やかで、、繁栄していたように、、
「BODEN(ボーデン)は信頼できる。BODEN(ボーデン)が好きだ。」
とおっしゃっていただけるお客様が一人でもいる限り、、覇権を唱えることなく、、私たちのファンだけのために、大阪城とその街を守り続けていきたいと、思います。
今後ともBODEN(ボーデン)をよろしくお願い致します!!
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