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BODEN BLOG
ボーデンスタッフのブログ
北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
BMWの情報や、店のお知らせ、BODENのスタッフを知って頂くため日々の出来事をご紹介します。
「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ
2019.04.28
みなさまこんにちは!
札幌のBMW専門店 インポートカーBODEN(ボーデン)の橋本です。
いよいよ春本番、、BODEN(ボーデン)はお客様の夏タイヤへの交換で忙しい日々を送っております。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
10連休もあることですし、春になったし、最高のお休みとなるといいですね!(・・私はずっと仕事です(涙))
さて、新シリーズ、、「i8を使い倒してみる」ですが、、3月の後半にショールームから引っ張り出しまして、、1ヶ月程乗ってみたところですが、、
本日は、、「そもそもBMW i8とはどんなクルマなのか?」というところからレポートさせていただきますね。
BMW i8
(ちなみに「i」はカーボンファイバーを指しているそうで、カーボンは軽量化と高剛性、リサイクル性の高さが大きなメリットだそうです。740e iパフォーマンスというグレードがありますが、こちらもカーボンを多用しているということですね。)
主要諸元は、、
電気モーター搭載のプラグイン・ハイブリッド(いわゆるPHEV)。
搭載バッテリー量は、7.1kWh。
(多いんだか少ないんだか分かんないですねー。ちなみにプリウスPHEVは8.8kWh。巨体を誇る740e iパフォーマンスで、9.1kWh。・・・プリウスに近い数値だからまあまあがんばってる方なのかな?)
(純粋なEVである日産・リーフが62kWh、BMW i3の最新型が42kWh、電気自動車最高航続距離のテスラ・モデルSで100kWhだから、、それらと比べるとあくまでもハイブリッド車であり、ガソリンエンジンの助けが必要なことがよく分かりますね。)
・・ただ、、あくまでもガソリンエンジンが主体であり、その動力や減速エネルギーで充電する通常のハイブリッド車と比べると、、少ないとはいえ、搭載電池量までは電源コンセントを差すことによって充電を行え、電池がなくなるまでは完全なEVとして利用できるという意味では、、よりEVに近い車だと思います。
エンジンは、わずか1500CC。
しかも3気筒!
およそ2000万円もするスポーツカーがそんな小さなエンジン積んでるなんて、、にわかに信じられないですね(笑)。
これを後席の後ろにミッドシップに搭載。
最近のポルシェなんかもそうですが、かなり面倒臭い作業を行ってカバーを外さないと、エンジンすら目視することができません。
(写真撮るから外してよ、、とメカニック・ヨネに頼んだら、、忙しいから後にして。と言われたので、、社長の威厳がないので、、カバーの写真で勘弁して下さい(笑)
フロントのボンネットフードの中にはモーターが入っていますが、、これまた独特な儀式を経ないと開けることもできません。
どんどん時代が変わってきますね。
その小さなエンジンが後輪を駆動し、、モーターが前輪を駆動するという変則的なフルタイム4WD車です。
馬力は、エンジンが231馬力(1500ccターボで230馬力というのも凄いですね)、モーターが131馬力の合計362馬力。
・・・十分な馬力ですが、、最近の500馬力とか600馬力のスーパースポーツと比べると、結構ショボく見えます(笑)
ただ、、カーボンを多用したボディによって車両重量は1500キロしかありません。
いわゆるパワーウェイトレシオ(総重量÷馬力)で見てみると、、
ポルシェ911ターボS 1680kg÷570PS=2.94
BMW M6 1910kg÷560PS=3,41
BMW i8 1500kg÷362PS=4.14
BMW M2 1580kg÷370PS=4.27
インプレッサWRX 1420kg÷308PS=4.61
ポルシェ911やM6のようなサーキットで戦うことを前提とした車には及びませんが、、
実際には軽量なボディとよく曲がるハンドリングで公道では最速、、と言われるインプレッサやM2を凌駕しており、、
i8は小型軽量の「コーナリングマシン」だということがよく分かりますね。
ミッドシップの車は初めて乗りましたが、、ちょっと乗った感じ、コーナリングは今までのFRのBMWに比べ更にいい感じがしますので、、腕が追いつけば、、(汗)、、メチャクチャ峠道は速いと思います。
走りの方はまたあらためてレポートいたしますね。
派手な外見とは裏腹に、、、
実はとても乗りやすい車です。
「COMFORTモード」または「ECO PROモード」で走っている限り、、プリウスに乗っているいるのとほとんど感覚は変わりません。
前輪しか動いていない、、「普通のFFのEV」ですから。
写真左下に燃費が写っていますが、、この1ヶ月の平均燃費は、19.1km/L。
ガソリンは最初に1回入れただけです(満タンで42L)。
今までのE63・M6では週に1回、下手したら2回給油して、、毎回諭吉さんがいなくなってましたからね、、。
なんか江戸時代から現代にタイムスリップした人みたいに、、時代の進化に今更驚いております(笑)。
シフトレバーを左に倒すと、、、
メーターパネルは、派手なオレンジと赤の配色に変わり、、「ヤル気モード」に突入します。
無音だった室内には、、リアエンジンが目覚めたドドドドド・・・・という低音が響きます。
この音は、、実は、、実際の3気筒エンジンの音があまりにショボいので、、、「6気筒風」にアレンジされた人工音で、、スピーカーから流されているものです。
ご丁寧にマフラーの横に、外にいる人向けのスピーカーも付いている模様(笑)。
ちょっと踏むと、、、速い、速い。
さすが、、M2をも凌駕するスペックを感じさせます。
パドルシフトのマイナスを押してシフトダウンすると、、、
「フォン!」
というブリッピング音まで!!(もちろん人工音)
なかなかその気にさせてくれます。
E63・M6の、その音色だけで脳が溶ろけてしまいそうな、、、「ホンモノ」のブリッピング音には到底及ばない、、コモったような音ですけど。。。
・・・でも、普段の通勤はまるでプリウスのように楽に、、燃料を使わずに走り、、いざ本気、となればメチャクチャ速い!というのなんかカッコイイかな。。。(笑)
いい歳したオッサンが年柄年中フォンフォン言わせてるのも、微妙だしね。
やはり、外見上の最大の特徴はこのガルウィングドアでしょう。
1970年代のスーパーカーブーム、、、ランボルギーニ・カウンタックのドアに憧れた人は多いのではないでしょうか?
スーパーカーには「音」は重要な要素な一つですが、、(残念ながらi8にはその要素はない。。)
「外観」はこれまた重要な要素でしょう。
厳密には、「ガル・ウィング」とは「カモメの翼」を意味し、、往年の名車、ベンツSLのようなドアを差すらしいですね。
でもね、ガル・ウィング。・・・なんか格好いい響きじゃないですか。
BMWのマニュアルにも「ガルウィング」って書いてあるし、、
あえて言おう、、、「BMW i8はガル・ウィングドアが最大の特長であると!」
自分のクルマに乗る時、、「やっぱ格好いいよなー。俺の車。」って思っている人、多いと思います。
そういうのって、やっぱり、乗り込んだあと、、「ワクワクする」んですよね!
弊社はお客様に「ワクワク」を提供する会社ですから、、やはり、クルマの外観というのは非常に重要な要素だと思います。
・・・ところでね、、E63・M6に乗っていた時、、結構注目されたんですヨ。
注目されるといってもネ・・・街中にいる人には「ウルセー車だな・・」みたいな感じにしか見られてなかったと思うんですけど、
インプレッサ
ユーノスロードスター
アルファロメオ
ポルシェ911
BMWの6気筒車
とかに乗った「真のクルマ好きの人たち」からの視線を感じたんですよね。
煽るわけでもなく、ズーッと付いてきたり、、横に並んでチラチラ見てきたりね。。
「うんうん、分かるぞ〜。クルマ好きならたまらないよな。M6は。しかも10気筒。あなたの車もいいですね!渋い車ですよね!」
なんていうアイコンタクトとテレパシーを感じてたんですよ(笑)
・・・同じ釜のメシを食った、戦友的な?
i8は、、別の意味で注目される車ですね。
ススキノの小道みたいなとこをスーッと走った時、、
なんか偉い人を迎えに来ている、黒のアルファードに乗った、、その筋の人たち・・・
なんかやたら若いのに現行パナメーラを路駐してタバコを吸っている、、その筋の人たち・・・
なんか真っ黒ボディでメッキのホイールを付けて、ウィンカーが全部LEDになったハイエースに乗った、、その筋の人たち・・・
最終型セルシオの後期モデルとかで、やけにローダウンしてて、ナンバーが777とかの、、その筋に向かっていそうな人たち・・・
そんな方々の注目がスゴいんですよ!
ガン見してくるんですよ!
・・・なんか違う〜!!もちろんBMWのファンなんかじゃない、、BODENのお客様の層とも全く違う、、
なんか違うぞ〜!!
・・・やはり「最大の特長」のガルウィングを擁する派手な外観がBMWらしくないのか??
「質実剛健」「羊の皮をかぶった狼」
これこそがBMWの真の魅力ではないのか??
色々考えさせられますが、、またあらためて色々なレポートをしていきたいと思います。
BODEN(ボーデン)はゴールデンウィークも全力営業中です!
みなさまのご来店、お問い合わせ、お待ちしております!!
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