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BODEN BLOG
ボーデンスタッフのブログ
北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
BMWの情報や、店のお知らせ、BODENのスタッフを知って頂くため日々の出来事をご紹介します。
「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ
2016.03.31
みなさん、こんにちは。
札幌のBMW専門店 インポートカーBODENの橋本です。
すっかり更新をサボっている間に(汗)、完全に春の足音が聞こえてきましたね。
最近の納車車両は夏タイヤ納車になりはじめ、いよいよBMWの走りの季節が到来したことを実感しております。
ところで、本日3月31日は、弊社インポートカーBODENの第4期目の決算です。
お客様にとっては企業の決算というのはあまり関係のないことなのですが、企業経営者の立場としては、、
「また一年、年を越すことができた。来期もがんばろう。」
と、決意を新たにする瞬間でもあります。
一般的に、新規開業企業の5年後生存率は15%と言われています。
創業5年で85%の企業が姿を消してしまうんですね。
大半は、特に弊社のような販売業の場合、最初の1年目が鬼門です。
オープン時に準備していた3ヶ月〜6ヶ月分の運転資金を食いつぶして、終了というパターンです。
そういえば、近くにオープンしてたまにお昼を食べていた牛骨ラーメン屋さんも、
「大しておいしくないし、お客さんも少ないし、その割に3人も女の子雇ってるんだー。」
と思っていたら、4ヶ月で閉店になりました。
5年生き残れたら、、、その後の生存率は高く推移するのですが、
弊社が15%の生存率をかいくぐり、5期目を迎えられるのは、ひとえに
「BMWが大好きで、そのBMWを専門に扱うBODEN のことを信用していただいた」
お客様のおかげです。
この場を借りて御礼申し上げると共に、その信頼を裏切らぬよう今後も全力を尽くしてまいります。
今回のお題の「マーケティング」とは何か?
一般的には、競合他社に打ち勝つ「競争戦略」であり、いかに他社を出し抜いて自社の売上を上げるかに腐心することだと言われています。
私も、前の職場では、そういうことだと思っていました。
大企業の中枢で、本社の会議室で連日会議を行い、テレビCMやら、WEB広告やら、1000名の全国に散らばっている営業マンの接客方針やらを決定し、実行する。
中古車屋なんて烏合の衆だから、全国ナンバーワンの店舗数と、知名度と、資金力で、中古車市場を席巻できる。
と、本気で考えていました。
「全てはお客様のために」
なんて言いながら、見てなかったですね、、お客様のこと。
「競合他社に打ち勝つ」ことしか考えてなかったような気がします。
この4年間で、一番実感したこと。。。
マーケティングとは、、、
「信頼してもらうこと。」
のような気がします。
お客様に信頼してもらうために、当たり前のことを当たり前に行う。
もう、それだけです。
弊社の場合、店頭に並んでいる車両を購入いただくケースもございますが、多くは、
「店頭に並んでいるデモカーを見た後、自分好みの1台をオーダーいただく」
スタイルですので、ご注文をいただくまでのハードルがかなり高いんですね。
そりゃ、そうです。
実車も見ずに、写真と車両データと、営業マンの説明だけでご購入いただくわけなので。
新車ならカタログを見ながら注文できますが、、、中古車で同様のことを実現するには、真摯にお客様に向き合い、完全に信頼してもらえないと注文をいただけません。
でも、逆に信用いただけたお客様からは、
「一生のお付き合いになると思うから、今後ともよろしく。」
とか、
「クルマのことはすべてBODENさんに任せるから。自動車保険も頼むわ。」
とか、
本当に嬉しいお言葉をたくさんいただけます。
もう、こうやって書いてるだけで涙が出てきます。ホントに。。
そんなこと言われたら絶対に裏切れません。
売上がどうとか、利益がどうとか、関係ないです。ホントに。
この人に本当に喜んでもらいたい。
「納車後になんかあっても、お任せください。真剣にフォローします。」
もうその一言に尽きます。
前職で、口では言ってたけど、実行できていなかった
「全てはお客様のために。」
とは、こういうことなんでしょう。
以前、積載車も持っていなかった頃、自走で別海町に納車に向かった時のこと。
突然、社外ナビのGPSアンテナが壊れて自車位置が表示できなくなりました。
中標津あたりだったかな?オートバックスなんかないし、もうすぐ日は暮れるし、どうしよう?
飛び込んだのは、私が「烏合の衆」とバカにしていた、町の小さな中古屋さん。
いきなりの来訪者にきちんと対応してくれて、事情を聞いてくれました。
たまたま遊びに来ていた常連客のお客様が、、、
「あっ、俺のナビと一緒じゃん。今日納車なんだろ?あとで新品の部品送ってくれたらいいから、とりあえず俺のGPSアンテナ付けてあげるよ。」
その対応に感動し、涙があふれてしまいました。
夜中になってしまいましたが、無事納車は完了し、感動したことを覚えています。
結局、4年間やってこられたのは、お客様や、突然の来訪に対応してくれた中標津の車屋さんだったり、普段納車のお手伝いをしてくれている電装屋さんや、フィルム屋さんや、整備士の人々や、洗車屋さんのおかげなんですね。
従来、資本を多く持つ大企業が大量にCMを流してブランドイメージを確立し、競争に打ち勝つのがマーケティングの王道でしたが、時代は変わっています。
私たちのような中小企業にとって幸いなことに、ネットが普及し、FacebookなどのSNSを通じて、広告など打たなくても、真剣な企業姿勢が横のつながりで加速度的に広がる可能性のある世の中になっています。
しっかりと当たり前のことを当たり前のことをやっていれば、それは自然に広がり、立派なマーケティングになると思います。
前職にいる時は、売上アップ、利益アップのことしか頭にありませんでしたが、そうではなく、
「お客様の信頼の輪をとにかく広げる。」
それだけを愚直に取り組んでいきたいです。
売上というのは、その真剣な行動の結果としてが上がってくるというだけのものなんですね。
中標津の中古車さん、おそらく創業30年くらいでしょうか?
やはり、お客様に対して真剣に取り組んでいる企業は存続していくんでしょう。
BODENも「お客様のために存続し続けること、そしてお客様にワクワクするような人生を送っていただくために」今後もがんばっていきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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