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BODEN BLOG
ボーデンスタッフのブログ
北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
BMWの情報や、店のお知らせ、BODENのスタッフを知って頂くため日々の出来事をご紹介します。
「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)橋本圭市の社長ブログ
2015.01.24
みなさんこんにちは。
雪の季節真っ只中。みなさま、冬道もBMWで楽しんでいらっしゃるでしょうか?
あるいは、これからご購入を予定されている方、「春になってから」と言わず、冬も楽しめる車ですので、お早めにご検討下さいね 笑
毎日通勤でFRを駆使していますが、今年は一回も埋まっていない記録を継続中の、、、札幌のBMW専門店 インポートカーBODENの橋本です。
本日は、、前回、(ごく)一部の方に好評だった戦闘機ネタを。
以前、お伝えした通り、私は第二次世界大戦当時のプロペラ機オタクなんですが、、、
プロペラ機の華と言えば、、、
やはり、三菱零式艦上戦闘機・・・・いわゆる「ゼロ戦」ですね。。
戦闘機同士の戦いを「ドッグファイト」と呼びますが、語源は、犬がケンカをする時、相手の尻尾に噛み付くようにお互いがクルクル回ることからのようですが、、、
戦闘機同士の戦いも、、「相手の後ろに回り込んで、機銃を浴びせる」のが勝利の鉄則。・・・と呼ばれていた時代がありました。
「ゼロ戦」の最大の強みは、「相手の後ろに回り込む」ための驚異的な旋回性能です。
相手がゼロ戦の後ろに回り込もうとした時に、ゼロ戦は瞬時に旋回して、気付いたら真後ろにゼロ戦がいた・・・・なんていう話が、NETで調べればゴマンと出てきます。
文字通り最強で、1940年のデビューから3年程は無敵の強さを誇りました。
「戦争」という決して許されない行為の中での話なのですが、戦闘機のパイロット同士には戦いながら、「いかに相手の後ろに付くか。」「いかに技量を磨くか。」というノスタルジックな騎士道精神みたいなものがお互いにあったようです。
こういう「騎士同士の一騎打ち」を「格闘戦」とか、「巴戦」とか呼ぶらしいですが、ゼロ戦はその時代の最後にして最強の戦闘機だったんですね。
ジブリに「紅の豚」という映画がありますが、この映画もそういったそういった古き、良き時代の戦闘機同士の戦いを描いています。
ところで、ゼロ戦にいいようにやられたアメリカ軍は、新しい戦法を編み出します。
こちらは、「最後にして最強のプロペラ機」と呼ばれた、、「マスタングP51」。
アメリカ軍は、この最強の戦闘機を引っ下げて、「ゼロ戦との格闘戦(ドッグファイト)禁止令」を徹底します。
ゼロ戦は、その生命線である高い旋回性能の実現の為に、最高速度と防弾性能を犠牲にしています。
最高速度は時速500キロ程度。その代わり、時速200~300キロでの「格闘戦」は無敵の強さを誇ります。
対するマスタングP51は、最高速度700キロ。
旋回性能は劣るものの、重武装と重装甲を誇ります。
マスタングの戦術は、「ゼロ戦との1対1の格闘戦禁止」「一撃離脱」でした。
ゼロ戦の得意分野で勝負をせずに、スピードを生かして一気に接近。
すれ違い様に一撃を加え、そのまま飛び去るという戦法です。
スピードと火力が全てを左右するようになって、時代が、「低速度、格闘戦」から「高速度、一撃離脱」に変わってしまうと、ゼロ戦は一気に陳腐化しました。
「騎士同士の一騎打ち」はなくったんですね。
ところで、、、なぜこの話をしたかと言うと、、、。
【FR】と【4WD】の違いを、【ゼロ戦】と【マスタング】に見たからです。
先日、網走方面のお客様へBMW X5をデモに行く機会がありました。
E70のMスポーツ。カッコイイです。
網走まで自走したのですが、道中はやはりタフでしたね~。
ツルツルの凍結路、なおかつ急な下り。
FRの感覚ですと、、十分に減速してコーナーに侵入。
タイヤのグリップ度合を確かめながら、方向が変わると同時にアクセルON。
後輪を滑らせながら、カウンターを当てつつコーナー脱出。
同じような感覚で走っていたのですが、どうも具合が悪い。
ズルズル滑るし、滑ってひるんで減速すると、更に外に膨らんでいく・・。
「なんだ・・?4WDといっても大したことないし、乗りづらい。FRの俺の車の方が全然いいや。」
なんて、思っていたのですが、途中で、
「4WDとFRでは、乗り方が根本的に違う。」
ことに気付きました。(今更?と言われそうですが、道民歴3年なのでご勘弁を。)
FR乗りの皆さまには当たり前のこのランプ。
雪道では、発進・加速のたびに「チカチカ」と点灯して、この横滑り防止装置のありがたみを感じつつ、BMWの持つ安全機能をフル活用している喜びと共に、
「こんなにしょっちゅう光ってて壊れねーかな?」
と不安にもさせてくれるこの装置ですが、網走~札幌の日帰り往復の強行軍の中で、結局一度も点灯しませんでした。
それだけ4WDの発進・加速性能と、路面をがっちり掴む力はズバ抜けてるんですね。
コーナーにアクセルオフで侵入。は4WDにおいては御法度で、その強大なグリップ力とタイヤが路面を掴む長所が全く生かせないんですね。
コーナーでもひたすらアクセルオン。ステアリングはコーナー出口に据え置いて、そのグリップ力を信じて前へ前へと進む。
のが4WDの乗り方なんですね。(今更感は道民歴3年なのでご勘弁を・・笑)
「そうか、4WD車はマスタングP51と一緒なんだ。」
「4WDの特性を生かさない乗り方は、マスタングP51でゼロ戦に格闘戦を挑むようなものだなー」
と思いながらひたすらアクセルオンでコーナーを駆け抜けると、恐ろしい速さで何事もなく駆け抜けていきます。
そうこうしながら乗っていると、、
「意外と面白いじゃん。」
と思えるようになってきました。
通常の4WDは、先程述べたようにとにかくグリップ命。
グリップしている間はいいのですが、ひとたび限界を超えると外に吹っ飛んでいきます。
このX5は、4WDとしての強大なグリップ力を発揮しつつ、限界が近いとFR車のような挙動を見せます。
「おー、マスタングP51がゼロ戦の旋回能力を身につけたようだ。。。」
そういえば、そんな戦闘機がありましたよ。
日本海軍の重戦闘機、「紫電改」(シデンカイ)
こいつは、最高スピードは650キロ。重武装・重装甲の「一撃離脱型」戦闘機です。
マスタングに対抗できた日本軍では数少ない戦闘機です。
「やはり、戦闘機は格闘性能も高くなくてはならない。」
との日本海軍のノスタルジーも色濃く反映されていて、本来飛行機が離発着の時にしか使わない、「フラップ」という制御装置を、戦闘時に自動で昇降させる「自動空戦フラップ」なる新機能を盛り込んでいます。
「格闘戦もできて、一撃離脱もできる。」ゼロ戦の後継者として、万能な性能を生かして大活躍したようです。
BMWのX-Drive、、こいつは現在の「自動空戦フラップ」かもしれません。
最強のグリップ力とコーナリング速度を実現しつつ、高い操縦性を誇っているこのX5という車、面白いですね!
私は、、、雪道でのコーナリングスピードも遅く、なにかと危なっかしく、横滑り防止装置も点灯しまくりですが、、
滑ろうが、オーバースピードだろうが、
「いざとなっても意のままに制御できる。」
「何よりも操縦する歓びを感じさせてくれる。」
というある意味、安心感の高い、「ゼロ戦」が大好きですけどね。
話がオタク方面に寄り過ぎて、本当にコアな人たちしか来なくなったらやだなぁ。・・・と思いつつ、皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております!!
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