社長BLOG

みなさんこんにちは。
札幌のBMW専門店、インポートカーBODENの橋本です。

本日はサービスに関するお話を。

先日、食事会に参加するために自宅からすすきのまでタクシーに乗車しました。

運転手さん　「１，３５０円です」

私　「あっ、すみません。１万円しかないのでいいですか？」

運転手さん　「・・・。今日はおつりないんだよね。ないですか？」

私　「すみません。細かいのがないので・・。カードが使えるのならそれでもいいです」

私　「（ん？。なんで俺、謝ってるんだろう？）」

運転手さん　「カードは使えないよ。ないですか？」

私　「（言い方の悪さにキレました）・・・。ないよ。サービス業なんだから釣り銭ぐらいなんで用意してないの？その言い方は何？客である私に車を降りて両替してこいってこと？おかしくないですか？本来あなたが両替に行くのを私が車の中で待ってるのが常識的じゃないですか？」

運転手さん　「・・・。」

私　「・・分かったよ。両替してくるから待ってて！」

運転手さん　「いいです、いいです。料金は結構ですから・・。」

と言いながら逃げるように走っていってしまいました

運転手さんには悪いことをしましたが、でも、彼のためには言っておいてあげるべきことかなと思います。
タクシー業界のことはよく知りませんが、おそらく許認可制の弊害で参入障壁が高いために競争が少ないんでしょう。
一部MKタクシーなどサービスに力を入れているところもあるようですが、全体としては規制に守られた古臭い業界のような気がします。

普段生活していて１万円札を出すのに「すみません」なんて言わなければならないのは、タクシーぐらいではないでしょうか？

公共交通機関であるバスに乗るのに１万円札を出すのはどうかと思いますが、公共交通機関の何倍もの金額を払ってスピードと利便性とサービスを買っているわけですから、そういった意識を持っていただきたいものです。

そういう風に偉そうに言っている私ですが、その私が働いている中古車業界、こちらもタクシー同様、いやそれ以上に古臭い業界ですね。

横柄な口調や、だらしのない服装、満足にお客様との会話もできない従業員・・。
価格競争が激しいので壊れた部分も黙って納車。
クレームがきても元々利益が少ないので突っぱねるしかない。
あげくの果てに更に金額を下げる為に、メーター改ざんや事故車を黙って売る。
などなど・・業界の悪いところは多いです。

こちらはタクシーとは逆に、参入障壁が低すぎて過当な競争が起きて、他社との差別化を車両の価格でしかつけられなかった結果、生まれてしまっている現象だと思っています。

なんとか価格以外の差別化は行えないものか？サービスレベレルや保証体制、従業員の教育レベルや商品のラインナップなど色々ありますが、「街の中古屋さん」とは一味違った中古車を提供していきたいと思っています。

「車を売るのではなく、ワクワクするような人生を提供する。」

弊社の経営理念ですが、その第１号店がBMW専門店「BODEN」です。

まだまだ形にはなっていませんが、是非お立ち寄りくださいませ