整備士BLOG

こんにちは、サービスフロントの成瀬です。

今回はクランクプーリーの交換事例でございます。

エンジン付きの車には必ず付いている部品ですので、参考になれば幸いです。

・そもそもクランクプーリーとは？

クランクプーリーはクランクシャフトという部品の先に付いていて、

ベルトでウォーターポンプ、エアコンコンプレッサー、オルタネーター、パワステポンプなどの補機類を動かしています。

かなりざっくり言うと「重要な部品を動かすための部品」です。

金属部分とゴム部分の２つの部品からなる部品なのですが、

エンジンの振動を緩和するためにゴム部分があります。

――――金属――――

――――ゴム――――

――――金属――――

上記のようにサンドイッチしています。

・ヒビが進行すると

ゴム部品ですのでどうしても経年劣化は避けられません。

画像のようにヒビが入ってきます。

このヒビが進行して「破断」まで行ってしまうと、空回りして補機類を動かすことが出来なくなり、

車が走行不能になってしまいます。

そうなってしまう前に新品(画像右)に交換させていただきました。

・定期的な点検がおすすめです！

大切な愛車は長く乗りたいもの。

人間ドックのように定期的な点検で早期発見する事で維持費を抑える事が出来ます。

愛車のためにも車検だけでなく法定12ヶ月点検もぜひ実施してあげてください！

お問い合わせはこちらから！