整備士BLOG

以前にもブログの記事にしたことがございますが、最近ヘッドライトの変色事例が増えてきておりますので

別事例で再度改めてご紹介いたします。

今回はS様の523dツーリングでヘッドライトの変色が発生しました。

画像のようにかなり暗くなってしまっております。

このように変色してしまう原因として、LEDの発光熱によってアクリルが焦げてしまい、黄色くなったり暗くなったりしてしまいます。

下記画像の左側の茶色く変色しているのが焦げでございます。

このようになってしまうと焦げて変色している部分を削る必要があります。

下記画像の左側が削った後でございます。

焦げを削って点灯テストを行いましたが……青く発光しています。

これはこれでカッコよく見えますが、白色に戻します！

ちなみに青く発光してしまった理由として、LEDは青色LEDが基になっており、蛍光体を通して白く発光させているのですが

LEDチップに焦げて溶けたアクリルが付着してしまい、蛍光体が溶けて青に発光してしまったのです。

この後新品のLEDモジュールに交換して無事修理完了いたしました。

注意事項としまして、アクリルを削るだけで良化する事が多いのですが、

今回のようにLEDモジュールがダメになっている場合交換が必要になったり、

削ったことによりLEDチップとアクリルの距離が変わり、

発光の仕方が左右均一でなくなる事がございます。

弊社はBMW専門店として様々な事例のノウハウがございますので、

お客様の車両に合わせた対応策をご提案させていただきます。

もし「変色してきたかな？」と思いましたら、お問い合わせください！

弊社公式LINEでしたら症状の画像も貼り付けることが出来ます♪