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BODEN BLOG
ボーデンスタッフのブログ
北海道にBMWの良さを広めたい!札幌のBMW専門店・インポートカーBODENのブログでは、
BMWの情報や、店のお知らせ、BODENのスタッフを知って頂くため日々の出来事をご紹介します。
「北海道にBMWの良さを広めたい!」札幌のBMW専門店・インポートカーBODEN(ボーデン)の整備士ブログ
2018.10.15
皆様こんにちは。
サービスフロントの近江谷と申します。
しばらくこの「整備士ブログ」は冬眠状態にありました…
がしかし
「色んな人の症状やどうやって対処しているのかを知りたいからブログ更新してよ」
という多くの声をいただきまして
定期的に入庫報告として整備内容等をご紹介させていただこうと思います!
ということで第一弾です。
E90型 320iのお客様より
「前輪部分からカタカタコトコトと異音がするんだよね…」
というご相談を受け入庫いたしました。
こちらの車両は非常に人気の高いビルシュタイン製のショックアブソーバーへとカスタムされておりまして…
「ん?ショックアブソーバーとはなんぞや?」
1年前の私のように知らない方のために少しだけ解説しますね!
画像左の黒いシャフトが純正でシルバーのシャフトがビルシュタインのショックアブソーバーです。
ショックアブソーバーとは所謂サスペンションを構成するパーツの一つです。
路面のギャップなどを拾ってしまった場合まずスプリングが縮まることで衝撃を和らげてくれます。
でも、ただ縮んでいるだけだと…そう!
スプリング = バネ バネは縮むと…元の形に戻ろうとします。
サスペンションがスプリングだけだと…ギャップを拾う度にピョンピョン跳ねちゃいますね笑
そうならないためのパーツがこのショックアブソーバー(以下ショックとします)です。
スプリングが縮み、そして戻る…この力を吸収してくれるんですね。
ですので「乗り心地」に直結してくる大事なパーツです。
本題に戻ります
リフトアップし足回りを確認するも異音の原因となるような個所はなかったため
ビルシュタインのショックから純正のショックに戻しテスト走行を行うと異音は発生しませんでした。
このようにまず第一容疑者を探しどんどん消去法で原因究明していくんですね。
そしてショック本体を確認するためにメーカーに送り…待つこと1週間
ショック内のパーツに錆があり交換しました
という報告とともにオーバーホールされ生まれ変わったショックが到着し、いざテスト!
ちなみにその錆びたパーツもご丁寧に送り返してくれました。
確かに錆びてます。
作業に戻ります。
まずはスプリングをショックに嵌めるのですが…
お!シャッターチャンス!
とカメラを構えると田中工場長が
「たまにスプリングの力に負けて弾けることあるから気を付けてねー」
と…
いやいや気をつけろと言われましても!笑
ブログのために命を懸け写真を撮影いたしました。
まあでも確かにこんな太いスプリングを無理やり縮めてるわけですもんね。
写真上が縮めていく前で下が縮めた状態です。
ビルシュタインを外している間つけていた純正ショックを外し、ビルシュタインを戻します…
これがなかなかの力作業です。
スプリングを嵌める際は専用器具があるのですが…ここからは人力です。
一人では無理なので助っ人メカニック米山の登場です。
男二人でなんとか嵌め込み…完了です。
そして約1時間テストドライブを行い異音が確認されなかったので
昨日、お客様にお車を返却させていただきました。めでたしめでたし!
以上初回入庫報告はショックアブソーバ交換編でした。
いかがでしたでしょううか?
もしこのブログを読んでいただけた方で
「あれ、もしかしてこの内容と一緒じゃない…?」
「ちょっと違うんだけど気になる…」などございましたら是非ご相談ください。
優秀なメカニックが丁寧に原因究明いたします。
このようにこれからも皆様のお役に立てるよう整備ブログともに頑張っていきますのでご愛読いただければと思います。
(雪国トラブルあるあるシリーズも続けていきます)
近江谷
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