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2016.05.09

未分類

エンジンオイルの重要性

メカ担当 米山です。

忙しさにかまけてブログ更新を怠ってしまいました。

これからはもっと短いスパンで更新していこうと思います。

 

今日はエンジンオイルの重要性についてお伝えしたいと思います。

 

純正指定ロングライフオイルを使った場合、メーカーさんでは20000~25000kmまたは3年というお話ですが、弊社ではロングライフオイル使用で1年もしくは1万キロのどちらか早い方でおすすめしております。

 

なぜ、弊社基準がメーカーより短いのか。ヨーロッパと日本の道路事情の違いがオイル寿命に起因しています。

ヨーロッパは日本と比べて信号が少なく、エンジンオイルに対して優しい環境と言えますが、日本はストップ&GOが多くエンジンオイルには過酷な環境と言えます。スラッジ・カーボン(人間でいう老廃物)が蓄積しやすくエンジン不調につながります。

エンジンオイルは潤滑以外に冷却面でも一役担っているので、熱によるパッキンの硬化でのオイル漏れ対策にもなります。

 

私所有のE91が先月100,000kmを突破し、そして車検でした。

定番のタペットパッキン漏れを修理しました。

 

写真中央が交換前のパッキン、新品パッキンは右の物です。

パッキンが割れてしまっています。ゴムパッキンがプラスチックの様に硬化しておりました。

パッキンの硬化の原因は経年劣化もありますが、劣化したエンジンオイルが原因であることも珍しくありません。劣化したエンジンオイルはゴムパッキンへは攻撃性があるのです。

 

◆まとめ◆

メーカー基準での交換を続けると・・・

1.スラッジがたまり、エンジン不調を引き起こす。

2.劣化したオイルにパッキンへの攻撃性があり、オイル漏れの原因になる。

 

ちなみに私のE91の前のオーナーさんは、記録簿によると1万キロごとに交換していたようです。

エンジン内はとてもきれいでした。

 

ちなみに私は非ロングライフオイルを6000~7000kmで交換をしております。理由はマニアなだけです(笑)

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