店長BLOG

みなさんこんにちは！

札幌のBMW専門店インポートカーBODEN（ボーデン）の飯島です。

数年前から一気にラインナップが増えて、BODEN（ボーデン）でも非常に人気の高い

BMWクリーンディーゼルについてお話しできればと思います。

ディーゼルエンジンって？

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いは、簡単に言うと使う燃料が違うのですが

（ガソリン車はもちろんガソリン、ディーゼル車は軽油です。軽自動車に軽油を入れては駄目ですよ！）

ガソリン車が圧縮した空気とガソリンをスパークプラグで点火して爆発を起こして動力を得るのに対して、ディーゼルエンジンでは圧縮した空気に軽油を噴射して自然着火させるという点が最も大きな違いです。

ディーゼルエンジンのメリット

ディーゼルエンジンの特徴は、低回転でトルクがあるので発信からの加速ではパワーが感じられます。
また、効率が高いため同じ大きさの車両であれば燃費も良い事が挙げられます。

日本では、軽油がガソリンと比べ安いため燃料代ではガソリン車よりも経済的と言えます。

更に今世界的に取り組んでいるco2排出量も少ないと言われています。

また、高い圧縮に耐えるための構造になっているのでエンジン本体の耐久性があります。

（余談ですが、日本でガソリンより軽油が安いのは税金の違いで欧米では値段は変わらないそうです）

ディーゼルエンジンのデメリット

空気を圧縮して自然発火させるため、振動や音が大きく出やすいのが特徴で特有の

「ガラガラ」とした音が出る事から敬遠される方もいらっしゃいます。

（よくWEBや雑誌の記事で、「BMWのエンジンはディーゼル車とは思えない音」という記載がありますが、外からエンジン音を聞けばはっきりとディーゼル音はします。上記のレビューは車内で運転をした場合だと思います。）

また、ディーゼルエンジンは構造上煤（すす）が溜まりやすく、特に低速ばかり短時間の走行がほとんどになってしまうと、不調の原因になる場合もあります。

BMWのクリーンディーゼル

メリットもデメリットもあるディーゼルエンジンですが、特徴を最大限に生かしてネガとなる部分を減らしているのがBMWのクリーンディーゼルです。

構造上どうしてもエンジン本体の重量が重くなるところを、アルミ合金のクランクケース等を用いることによって軽量化。

車両の運動性のを損なう事を最小限にとどめています。また低回転で最大トルクが得られる特徴を最大限生かしてくれる８速ATによって、苦手な高回転まで使う機会を減らしています。

その結果、従来の「パワーはあるけど重くて鈍いイメージ」とは程遠いレスポンスが鋭くスムーズなBMWの名前にふさわしいエンジンに仕上がっています。

もちろん燃費も非常に優秀です。

ディーゼルエンジン車で気を付ける事①

一つ目は燃料は余裕を持って入れておくことという点です。

ガソリン車の場合には、ガス欠しても燃料を入れればすぐにエンジンはかかると思います。

しかしディーゼルエンジンの燃料ポンプは、軽油の潤滑性を使って作動しています。

その為ガス欠などで燃料が無い状態で作動させてしまうと、故障の原因になるので万が一ガス欠させてしまった場合には、ディーラーもしくは専門店等に相談しましょう。

ディーゼルエンジン車で気を付ける事②

二つ目はオイル管理を怠らないという事です。

ガソリン車よりもエンジンオイルが構造上汚れやすいディーゼル車はよりオイル管理を

しっかりと行う事が重要です。

BODEN（ボーデン）では、年に一度もしくは1万㎞ごとの早い方での交換をお勧めしております。

ただし、これはＢＭＷ指定のロングライフオイルを使用している場合です。

愛車の寿命を縮めないためにも、しっかりと確認しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

２０年前のイメージから、ディーゼル車を敬遠される方も多いですが

最新のクリーンディーゼルは、色々なメリットだけではなく「駆け抜ける歓び」も十分味わっていただ

ける出来栄えのものが多いです。

そのぶん、メンテナンス等は必要になる部分がありますので保証やサポート体制のあるお店で購入してくださいね。